小さい子どもが遊ぶおもちゃは種類もジャンルもたくさんあって何を選べばいいか困ること多いですよね。
そして子どもの脳の発達は意外にもお母さんの胎内にいた時から始まり(胎動期)3歳頃がピークと言われているので、意思疎通ができない・手足を充分に動かせない子どもに与えるおもちゃ選びは難しいです・・・
でも、脳の発達のピークが早い段階で来る幼少期は触れる物・聴く物・見る物がその子の発達に大きく関係するのでなるべく良い物とか、興味を湧く物とか脳を刺激して能力を高められる物を選びたいですよね。
子どもの将来を考えたら何が正解なのか難しいです・・・
ここでは、上のような悩みやおもちゃ一つで子どもの可能性が広がるという記事を書いてますので知育玩具に興味のあるママやパパ、知育玩具を購入するか悩んでいる方、出産祝いやお誕生日プレゼント選びに困っている方の参考になれたら嬉しいです
知育玩具とは?
知育玩具は、子供たちが遊びながら学び、認知能力や創造力を発展させるのに役立つ重要なツールです
教育者や親は、子供たちに最適な知育玩具を選んで提供し、その成長と学習をサポートする役割を担っていると言っても過言ではありません
知育玩具の歴史
知育玩具の歴史は古代から始まり、時代とともに進化してきました。以下に、知育玩具の歴史の要点をいくつか紹介します
古代
古代エジプトや古代ギリシャなどの文明では、知育玩具が存在しました。(当時のギリシャでは市民や兵士という特権階級による民主政治が行われていました。また奴隷が人口の3分の1もいた時代で、軍事や政治から切り離す事で武器を持たせず逆らえないようにしていた。そんな中、市民や兵士は少年期から厳しい軍事訓練をさせられていたと言われています)
軍事勢力の盛んな時代でしたが、同時に哲学や数学などの学問も盛んになった時代です
そうしてできた知育おもちゃの一つ、エジプトでは幼児用の木製のパズルが見られました。また、ギリシャでは幼児が文字を学ぶための文字盤が使われました
中世
中世ヨーロッパでは、木製の知育玩具が一般的で、特に職人によって手作りされました。例えば、木製のブロック(ブロックを積み上げたり、模型を作ったりすることで、空間認識や建築的なスキルを養う)・手作りの楽器(木製のフルートや太鼓を作成し、音楽の楽しみを通じて音楽的なセンスを養う)など、また他にも基本的な数学や言語スキルの教育に使われました
近代
18世紀から19世紀にかけて、産業革命の進展と共に、知育玩具の生産が大規模化しました。
例えばボードゲーム(チェス、シェックス、リーゴ、モンポリーなど)とか、木製のブロックセットやパズル(ブロックや棒を組み合わせてさまざまな図形を作り、子供たちに幾何学や数学の概念を養う)と言った物が人気を集めました。
また、教育者や発明家たちは、教育的な価値の高い玩具を設計しました
20世紀
20世紀に入り、プラスチックや金属の素材が利用可能になり、より多様な知育玩具が開発されました。科学的な実験キット、ロボット、コンピュータプログラミングの教材など、技術の進歩に合わせた玩具が登場しました
現代
現代の知育玩具は、電子技術やコンピュータ科学の進歩により、さらに多様化しています。タブレットやスマートフォンを使用した教育アプリ、プログラミングロボット、バーチャルリアリティ(VR)教材など、デジタル技術を活用したものが増えています
知育と三育の関係
知育とは?
- 知育は、「知識の育成」を意味し、主に知的なスキルや認知能力の発達を指します
- 知育の目的は、言語、数学、科学、歴史などの知識の獲得、論理的思考、問題解決能力、創造性の育成など、認知的な側面を強化することです。
- 知育玩具や教育プログラムは、子供たちの知的成長を促進するために設計されます
三育とは?
- 三育は、教育の一般的な目標やアプローチを指し、日本の教育理念に基づいています。三育の「三」は、知育、体育、徳育を指します。
- 知育は知識と知的スキルの育成、体育は身体的な健康とスポーツを通じた育成、徳育は道徳的価値観と性格の育成を意味します。
- 三育のアプローチは、子供たちが全面的に発展し、バランスの取れた教育を受けることを重視しています
知育と三育の関係
関係について言えば、知育は三育の一部と考えることができます。知育は、徳育や体育と並んで、子供たちが健康でバランスの取れた発展を遂げるために必要な要素の一つです。
知識や知的スキルを習得することは、個人の発展に不可欠であり、知識を持つことが徳育や社会的スキルの向上にも貢献します。
しかし、三育のコンセプトでは、これらの要素を均衡良く組み合わせて育成することが重要であると強調されています。
つまり、知育は三育の一部であり、全体的な発展に向けた教育の要素の一つとして位置付けられています。
知育玩具の種類
知育玩具は、子供たちが遊びながら学び、成長するのに非常に役立つツールです。選ぶ際には、子供の年齢、興味、発達段階に合ったものを選び、遊びながら楽しみながら学びを促進しましょう
パズル
パズルは、論理的思考、問題解決能力、空間認識能力を鍛えるのに役立つ知育玩具です。幼児向けから大人向けまで、さまざまな難易度とテーマのパズルがあります
ブロック
ブロックは、幼児の手指の発達、創造性、数学的思考を促進するのに役立ちます。LEGOや木製のブロックセットは、子供たちが自分で物を構築するのに最適です
学習ゲーム
数学、言語、科学、歴史などの教育的なトピックに焦点を当てたゲームは、知識の獲得と学びの楽しさを組み合わせています
積み木
積み木は、子供たちの手先の調整、空間認識、バランスを向上させます。幼児向けのソフトなものから、より高度な構築を可能にするものまで、さまざまな種類があります
教育的なパズル
教育的なパズルは、子供たちに数学的な概念、言語スキル、地理的知識を教えるのに役立ちます。例えば、地図パズルやアルファベットパズルがあります
アート・工作
知育玩具の一部としてアートと工作セットがあり、子供たちの創造性と手作りのスキルを育てます。画用紙、クレヨン、絵の具、粘土などが含まれます
音楽玩具
音楽玩具は、リズム感、音楽の理解、楽器演奏のスキルを発展させます。キーボード、ドラム、木琴などが含まれます
コントラクションセット
ロボットキットや電子工学キットなどのコンストラクションセットは、STEM(科学、技術、工学、数学)スキルを育てるために設計されています
知育玩具と一般的玩具の違い
目的と教育的要素
知育玩具
知育玩具は、子供たちの知識、認知スキル、創造力、問題解決能力などの教育的な側面を促進することを主要な目的として設計されています。
これらの玩具は、遊びながら学ぶことを奨励し、教育的な価値を持っています
一般的な玩具
一般的な玩具は、主に娯楽や楽しみのために作られています。
これらの玩具は、子供たちが遊びを楽しむことを主要な目的としており、教育的な要素は二次的なものとされることが多いです
学習とスキルの促進
知育玩具
知育玩具は、認知スキル、論理的思考、数学、科学、言語などの学習と発達に焦点を当てています。例えば、パズル、積み木、学習ゲームなどが知育玩具の一例です
一般的な玩具
一般的な玩具は、楽しみを提供し、創造力、想像力、社交的スキルなどの発達を支援することもありますが、その主要な目的は楽しむことです。例えば、ぬいぐるみ、ボール、アクションフィギュアなどが一般的な玩具の一例です
材質と耐久性
知育玩具
知育玩具は通常、安全な素材で作られ、長期間にわたって使えるように設計されています。耐久性が高く、反復的な使用に耐えることが求められます
一般的な玩具
一般的な玩具は、楽しみを提供することが主要な目的であるため、耐久性が低く、使い捨て的なものもあります。これらの玩具は安価であることが一般的です
年齢適応性
知育玩具
知育玩具は、年齢や発達段階に合わせたバージョンが提供され、子供たちの成長に合わせて適切なチャレンジを提供します
一般的な玩具
一般的な玩具は、幅広い年齢層に向けて設計されることが多く、特定の年齢に合わせて調整されていないことがあります
まとめ
要するに、知育玩具は教育的な側面に焦点を当てて設計され、子供たちの知識とスキルの発展をサポートします。
一方、一般的な玩具は主に楽しみを提供することを目的としており、教育的な側面は二次的なものとされます。
両方の種類の玩具は子供たちの成長に貢献する役割を果たしますが、そのアプローチと使用目的に違いがあります
知育玩具のメリット・デメリット
知育玩具は子供たちの成長と学習に役立つことがありますが、一方で注意すべきメリットとデメリットも存在します。
以下に、知育玩具の主なメリットとデメリットを説明します
知育玩具のメリット
知識とスキルの促進
知育玩具は、子供たちの知識とスキルの発展を促進します。言語、数学、科学、論理的思考、問題解決能力などの領域で学習をサポートします
創造力と想像力の刺激
いくつかの知育玩具は、子供たちの創造力や想像力を刺激し、新しいアイデアやプロジェクトの発展を助けます
自己肯定感の向上
成功体験を通じて、子供たちの自己肯定感が向上することがあります。
難解なパズルを解いたり、プロジェクトを完成させたりすることで、自信を持つことができます
問題解決能力の向上
知育玩具は、問題解決能力を養うのに役立ちます。
子供たちは、課題に取り組む中で問題の原因を特定し、解決策を見つけるスキルを練習できます
親子の交流
親子の間で知育玩具を共有することは、子供たちと親のコミュニケーションを促進し、共同で学ぶ機会を提供します
知育玩具のデメリット
過度な焦点
適切に使用されない場合、知育玩具に過度に焦点を当てることがあり、子供たちの自由な遊びや創造的な活動の時間を削る可能性があります
過剰なプレッシャー
知育玩具が過度に強調されると、子供たちに学習のプレッシャーをかけることがあるため、ストレスや不安を引き起こす可能性があります
個々の適性と興味の無視
ある知育玩具が一部の子供たちには適しているかもしれませんが、他の子供たちには合わない場合があります。個々の子供の適性と興味を無視しないように注意が必要です
過剰な依存
デジタル知育玩具やスクリーンベースのアプリに過度に依存することは、子供たちが現実世界での対人関係や遊びを怠る可能性があります
コスト
高品質な知育玩具は一般的に高価であるため、予算に制約がある家庭にとっては財政的な負担となることがあります
まとめ
知育玩具は子供たちの成長と学習に多くのメリットを提供する一方で、過度に使用したり、適切に選ばなかったりすることでデメリットが生じる可能性もあります。
親や教育者は、子供たちの個々のニーズと興味を考慮し、バランスの取れたアプローチを採用することが重要です
知育おもちゃの紹介
知育おもちゃレンタル
世界の知育おもちゃから選ぶ
機能性で選ぶ
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?
知育おもちゃにはたくさんの種類と様々な歴史があります。全てをここで語れた訳ではありませんが、少し知育おもちゃに関して興味や理解が深まったのではないでしょうか。
たかがおもちゃひとつですが、そのおもちゃ一つで人生が変わるかもしれません。
娘はパズルと迷路が大好きでした、子どもによって個性も好き嫌いもそれぞれなので、色々試してみてもいいですね
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