子育てって上手くいく日があれば全然上手くいかない日がある中、色々な感情がぶつかり負のスパイラルに陥る毎日ですよね。そんな負の循環から考え方一つで抜け出す簡単な方法を記事にまとめました。ぜひ参考にしてください。
イライラする原因
まず始めに、イライラの原因を探っていきましょう。
子どもは親にとっては「宝」で「命」です。でも、子どもを育てるのは容易な事ではありません。正解がわからない毎日に追われて疲労困憊し、夜眠った我が子を見て「今日」が終わった事を知る日々ですよね。そんな毎日から脱却し少しでもストレスフリーな育児を目指しましょう!
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れはイライラの原因の一つです、出産直後は特に慣れない生活が続き、子どもの世話も限りなく増える一方で、身体にかかる負担は大きくなるばかりです。
・寝不足
・ストレス
寝不足
赤ちゃんがいる生活なら特に、一日中抱っこしては、家事を合間にこなしおむつや母乳、兄弟がいれば保育園や幼稚園の送迎、またまた母乳にプラス夜泣きで眠れない日々が続く事でホルモンが正常に分泌されずイライラの原因に。
ストレス
パートナーが頼りない
そもそも子育ては夫婦でするものなのに、母親がやって当たり前な古い風潮がまだまだ根強くあります。
よく「ママがやった方が慣れているから」「僕にはまだ無理」など、子どもが生まれたその日同時に「親」になり、育児を「やる」か「逃げる」かの選択肢が思い浮かぶ事にびっくりです。
母親には「逃げる」の選択肢はなく「やらないといけない」の一択である事を知って欲しいですね。
また、「イクメン」だとかふざけた名称がありますが、声を大にして言いたい、あ・た・り・ま・え!だと。
世の中のそんな風潮が父親をダメにしていると思いますが
話が逸れましたが、子育てをする中でパートナーの協力は必須です。
(ぜひ学校の授業で必須項目にしてほしい)
・家事を手伝わない
・自分の事さえもしない
・自分優先で考える
・平気で遊びに行く
・妻に気を遣えない
・自分の事しかしない
家事を手伝わない
掃除や洗濯・洗い物・窓拭き・整理整頓など、家事にも色々あります。そんな事も知らないパートナーがいることでイライラが増すのは当然です。
家事を「手伝う」という表現も変ですよね。
自分の事もしない
服は脱ぎっぱなし、出した物はそのまま、アレやっといてと伝えても後回しで何度注意しても変わらない生活習慣
自分優先で考える
例えば外食事、子どもや妻の意見は通さず自分の食べたい物を食べたい時に食べたい分頼み、また、子どものお昼寝や・おやつ・お風呂などの生活習慣の時間など無視して、自分の趣味や予定に巻き込む
平気で遊びに行く
土日や休日子どもを放って(妻や家族に任せて)友達や同僚と遊びに行き、夜遅くまで帰ってこない。
妻に気を遣えない
例えば外食時、子どもにご飯を食べさせている妻の横で、運ばれてきた料理を真っ先に食べる。また、手に負えない子どもを長時間抱っこしている妻の横で自分は携帯触りながら椅子やソファーに腰掛けている。などなど
自分の事しかしない
外出時、妻は出かける数時間も前に起きて子ども・家族や自分の準備をするが、出かける数分前に起きては自分の準備だけさっと終わらせ妻の準備を手伝う事なく横で見守る。など
全項目当てはまる人物は要注意です
子どもが言うことを聞かない
歩き始める1歳~2歳になると、今までは寝て・食べてだけだったのが人の言葉を理解し、真似をします。
例えば大人が「バイバイ」や「ありがとう」などを言うと、真似して同じように繰り返すなど、一語・二語と喋れる言葉が増えて可愛い反面、抱っこやおやつ・何をしても嫌がり、泣きじゃくるイヤイヤ期が突然やってきて、今まで可愛いだけの生き物が怪獣のように見えてくる時期があります。
そんな怪獣のような我が子を制止させようと、
努力をしても”言う事を聞かない””話が通じない”のでついついイライラしてしまいます。
・食事
・寝かしつけ
・身支度
食事
椅子に座らせるところから始まり、エプロン・スプーンお皿をひっくり返したり、せっかく時間をかけて作ったご飯を食べなかったりと食事に関しては一番ストレスが溜まる要因ですね。
寝かしつけ
次に、寝かしつけですが子どもの体力は無限なのかな?って思うぐらい、寝るまでに時間がかかる子どももたくさんいます。寝かしつけるのにママの方が寝かしつけられるパターンも・・・。でもここで早く寝かしつけしないと昼間にできなかった家事や片付けが進まないので余計にイライラします。
身支度
自分で何でもできる年頃になると、自分で何でもやりたがるから時間がかかりイライラ、かたやもっと大きくなると逆に自分でやらずママに任せて仕事が増える事にイライラ。時間がかかればかかる程ストレスがかかります。
自分の時間がない
いくら可愛い我が子とは言え、四六時中ずっと一緒にいるとやはりストレスは溜まります。
更には慣れない育児と、家事・仕事で心と体のバランスを保つのは至難の業です。
世の中のお母さんたちは本当に偉いし凄い
イライラを解決する方法
まず始めに、育児に「正解」なんてないです。
だからこそ、完璧な人間なんてこの世に存在しません。例えばこの世には「優しい人」はたくさんいると思います、でもその人は初めから優しかった訳ではなく、たくさんの辛い経験や悲しい事、優しくされた過去があるから「優しさ」を知ります。
いくら優しく育って欲しいと思って育てても、親の思い通りにならないのが人間です。
ここで伝える解決方法は大きく3つです
・一人の時間を作る
・話し合う
諦める
私が一番言いたい事がこれです。
「諦める・完璧を求めない」簡単なようでとても難しい事です。
でも、親は子どもに「期待」を込めて完璧を求めてしまいがちです。
そして親は子どもに対してたくさんの義務があります。
衣・食・住の提供は当たり前で、子どもが立派な大人になれるよう教育をする。
《※法律上親の義務詳しく知りたい方はコチラ文部科学省》
もちろんその義務を全うする事を否定する訳ではありません。ただ、子どもが何を「求めている」かをしっかり見極める事が大事です。
子どもを育てる上でイライラするのは仕方ありません、でも例えば上記の「食事」・「寝かしつけ」・「身支度」でイライラするポイントが、本当に”イライラするポイントなのか?””何故イライラするのか?”に重点を置いてみて下さい。
イライラポイント | イライラの理由 | |
食事 | (例) ・エプロン嫌がる ・お皿をひっくり返す ・ご飯を食べない | (例) ⇒エプロンを付けないと服が汚れる ⇒テーブルがぐちゃぐちゃになる ⇒手間暇かけてせっかく作ったのにもったいない |
寝かしつけ | ・中々寝てくれない | ⇒疲れる ⇒この後もやるべき事がたくさんある |
身支度 | ・準備が遅い ・自分でやりたがるけど遅い | ⇒電車や行事に間に合わない |
ここで気づいてほしい点として、イライラの理由の大半が「その後」にあります。
なぜなら片付けや家事が増えるなど、「その後」に及ぶ物が自分の意と反して起こる出来事だからです。
確かにそれはママの仕事が増えるし時間も労力も奪われ大変です
でも子どもはそこまで悪かったのでしょうか?
エプロンを嫌がった子どもは何故嫌がったのか?当然に、ただ嫌だから・エプロンの締め付けが苦しいから首にあたる所がチクチクするから等理由は様々だと思いますが、何かしらの理由を考える事も大事ですね
もちろんイライラするのは悪い事ではありません。昔兄弟や友達とテレビゲームをして負けたらイライラした経験がある人も居ると思います。それは悪い事ではないですよね?それだけ真剣に取り組んだと言うことですから。
イライラ = 悪い事 真剣 です
ですが、中には命の危険に関わる事(道路を飛びだす・火遊びをするなど)友達間で揉める(叩く噛むなど)人として本当にだめなこと・してはいけない事の区別をつける為に躾としてしっかり叱る事は大事です。
でも、その「叱る」を「怒る」と混同してはいけません。
叱ると怒るは全く別物なので区別して使いましょう。
叱る | 怒る |
相手の為 | 自分の為 |
理性的に話す | 感情的に話す |
相手に伝わるように | 自分の言いたいように |
相手を認めながら | 相手を批判するように |
良い所を伝えながら | 悪い所ばかり伝える |
今後の為に | 過去を引きずる |
自分の時間を作る
イライラの解決方法2つめはとにかくリフレッシュです。
甘い物を食べる・映画鑑賞・カラオケ・温泉・サウナ・読書などなど自分に合った趣味を見つけるや、興味のある(あった)事に挑戦するのもいいですね。
とても一人の時間を作れないという方は「深い深呼吸」をオススメします。
ヨガやストレッチ・筋トレ・散歩など身体を動かす事はとても大切です。
深呼吸をする事で、体はもちろん心も落ち着く作用があるのでイライラしそうな時は1分でいいので呼吸を整えましょう。
または、心を許せる友達・親・パートナーに話しを聞いてもらうだけでストレスは大幅に解消されます。
話し合う
主にパートナーとの話し合いになりますが、今後の為にも意見の言い合いは大切になります。
特に育児に関しては夫婦間の意見のすれ違いによって、子どもにも影響が出るのでしっかりと確認し合いましょう。
例えば、”子どもが悪い事をした時パパは叱り役でママはなだめる役”や、”ゲームやスマホの時間は○○分まで”など子ども・家族ルールを持つ・表にする事でお互いの許容範囲がわかります。
まとめ
子どもを育てるのはとても大変です。でも、親も子どもに育てられています。
「我が子だけの可愛いさ」「世界の闇が我が子に降り注ぐ事への不安」「我が子が将来生き困らないように敷いてあげたいレール」などの想いは、親なら一度は考えた事があるのではないでしょうか。それは昔、自分が子どもの頃にうっとおしいと感じた親の愛情だったのかもしれません。
そして子どもは親に「ママパパが大好きと無垢な気持ちで表現してくれる無償の愛」をずっと与え続けてくれてます。それは自分が親になった今でも変わらない物です。
最後に、無情にも”時間”は必ず過ぎます。イヤイヤ期だって必ず過ぎます。反抗期も(個人によりますが)過ぎます。どんな事でも「いつかは終わりが来る」事を知っていれば少し気持ちが落ち着くのではないでしょうか。
考え方は十人十色とあるように、人それぞれです。
答えは一つではないので、この記事を読んでみて「こんな考え方もあるのか」と少しでも思って頂ければ嬉しいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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